2025年11月28日金曜日

【3年生イノベーションラボ:アドベンチャーツーリズムコンテンツ調査 備前焼体験の巻】

本日は3年生イノベーションラボにおいて、アドベンチャーツーリズムコンテンツ調査として備前焼体験に岡山県瀬戸内市寒川陶芸会館に伺いました。

イメージと実際にやるとでは大違い。

学生たちは集中して取り組んでいました。

やっぱり体験はいいなー

学生たちにはリアルをどんどん体験させたい!










2025年11月27日木曜日

岡山でのアリーナ建設に関わる新たなプロモーション動画が公開されました→https://youtu.be/L6PDH2JLUaA?si=yQniiJS7cx66gw5i


2025年11月16日日曜日

林恒宏として岡山でスポーツ産業創出の気運醸成を行うための施策

 岡山スポーツ産業創出の「気運醸成」施策


1. ビジョン提示・思想形成:

「岡山スポーツ産業の将来像」を学術的に描く**

● 1)岡山版「スポーツ未来開拓会議」アジェンダの策定

  • 岡山の現状(4トップチーム、アリーナ/スタジアム、ウォーカブル、AT/SUP等)を踏まえた
    “岡山スポーツ産業2030” の姿を提言化

  • 政策担当者・企業・メディアが引用できる“言葉”を作る

    • 例:「スポーツ×観光×DXのクロスオーバー都市・岡山」

    • 例:「暮らしのなかにスポーツがある街」

    • 例:「地域資源をスポーツで活かす“攻めの都市戦略”」

● 2)政策提言レポート・白書の毎年発行

  • 『岡山スポーツ産業白書2025』を大学研究室として作成

  • トップチーム、行政、民間、大学生の声をまとめ、
    岡山らしさ・強み・課題を可視化


2. ケースメイキング:

地域の成功事例を集め、語り、広める**

● 1)岡山スポーツ産業100の事例プロジェクト

  • トップチーム

  • スポーツツーリズム(AT、モトツーリズム、サイクル)

  • 部活動地域移行

  • AI × スポーツビジネス

  • スポーツSDGs
    を横断する成功例を毎月発信。

● 2)大学生がプロデュースする

「スポーツ産業×地域課題 解決プロジェクト」

  • 学生がトップチーム・企業・自治体と共創し、
    その成果をSNS・メディアで可視化
    → “若者が動くと、地域は動き始める” という空気を作る。


3. イベント・フォーラム開催:

「熱量」を可視化してメディア化する**

● 1)岡山スポーツビジネスフォーラム

  • 岡山市・岡山県・トップチーム・企業を集めたイベント

  • 年1回 → 地域の“恒例行事”へ

  • 参加者300〜500人規模に育成

● 2)産官学民の“テーマ別ラウンドテーブル”

例:

  • スポーツと観光

  • スポーツDX

  • アリーナ・スタジアム民活

  • インバウンド×スポーツ

  • 女性スポーツ×地域経済

  • AT × スポーツ

少人数・高密度の議論で合意形成を進め、
最終的に “岡山の共通認識” を作りやすい。


4. 研究 × 実践の融合:

“スポーツ産業の実験都市”としての提案**

● 1)スポーツ産業アクセラレーション(SIA)岡山

  • スポーツ×観光×IT×ヘルスケアのスタートアップ支援

  • 大学が“場”と“研究データ”を提供

  • トップチームが“テストベッド”として協力
    → スポーツ産業の生態系を岡山で作る。

● 2)SROI(社会的投資収益率)による可視化

  • ファジアーノ岡山(既に進行)

  • 岡山シーガルズ

  • トライフープ

  • 岡山リベッツ

  • 市民クラブ・学校部活動の地域移行

「スポーツは経済価値を生む」 ことを数値で示し、
政治家・企業の意思決定を後押し。


5. 若者参画・人材育成:

大学の存在価値を最大化**

● 1)PBL科目の拡張

  • AT・モトツーリズム

  • スポーツビジネス

  • スポーツSDGs

  • DX × スポーツマネジメント

学生の動きそのものが地域の“話題”となり、
スポーツ産業のプレゼンスを高める。

● 2)“スポーツ×起業”の教育プログラム

例:

  • スポーツクラブ経営者向け生成AIセミナー

  • スポーツ観光の起業ワークショップ

  • 社会課題解決型ビジネスコンテスト(地域共催)

→ 大学発のスポーツ起業家を輩出し、社会にインパクト。


6. メディア戦略:

「岡山=スポーツ産業の街」という印象を作る**

● 1)note・研究室SNS・YouTubeでの情報発信

  • 毎週1〜2本のコラム

  • 学生プロジェクトの紹介

  • トップチームとの連携事例

  • アリーナ/スタジアム整備に関する学術的コメント

● 2)地元メディア・全国紙への寄稿

  • 中国新聞・山陽新聞・日本経済新聞地方版

  • Yahoo!ニュース等のオンラインメディア
    → “専門家が語る岡山のスポーツ未来”の文脈づくり。


7. ステークホルダー連携:

県・市・トップチーム・DMO・企業の“ハブ”となる**
大学教授は中立性と社会的信用があり、
対立しがちな主体をつなぐことができる。

● 連携すべき主な主体

  • 岡山市、岡山県

  • トップスポーツ4クラブ

  • 岡山商工会議所

  • 観光協会・DMO

  • 地場企業(天満屋、岡山トヨタ等)

  • 大学(岡山大学、就実大など)

  • 産業支援機関

  • メディア

大学が**“共通プラットフォーム”**として機能する。


まとめ:

スポーツ産業の「気運醸成」は“語り×場づくり×データ化”の三位一体**

岡山で気運を醸成するために最も効果的なのは、次の組み合わせです。

①ビジョンを語る(言葉の力)
②人々が集う場を作る(フォーラム)
③価値を数字で示す(SROI)**

この3つを軸に、大学が“ハブ”として機能し、
産官学民の共創が進めば、岡山は
**「スポーツ産業の実験都市」「攻めの観光・スポーツ都市」**として大きく前進します。

2025年11月12日水曜日

第6回岡山市アリーナ整備検討会議での私のコメント(全文)

大森市長、松田会頭をはじめ、アリーナ整備事業のリーダーシップを発揮されている皆様に、まず心より敬意と感謝を申し上げます。


さて、冒頭に一点申し上げます。

先日ワールドシリーズで優勝したロサンゼルス・ドジャースの2024年の総収入は約10億ドル(およそ1,520億円)と報じられています。

また、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティは2023/24シーズンの収入が約1,425億円に達しています。

一方で、ファジアーノ岡山の年間収入は約20億円、岡山シーガルズやトライフープ岡山はそれぞれ約4億円規模です。


一見すると大きな差に見えますが、スポーツ庁の資料によれば、30年前にJリーグが開幕した当初、プレミアリーグやMLBとの市場規模の差はそれほど大きくなかったとされています。

つまり、この30年間で大きな開きが生じたのです。


このことが示すのは、スポーツ産業が持つ「成長余地」そのものです。裏を返せば、まだ日本のスポーツビジネスには極めて大きな可能性が眠っているということです。


本年4月、スポーツ庁と経済産業省が連携して開催した「スポーツ未来開拓会議」のとりまとめでは、国内スポーツ市場を現在の5兆円から2030年までに15兆円規模へ拡大するという目標が掲げられています。

特に「成長が期待される分野」として、①まちづくりと一体となったスタジアム・アリーナ整備(スポーツコンプレックス) が明記されております。


岡山市のアリーナ建設も、単にトップスポーツチームの活動拠点整備というだけでなく、これを契機として「スポーツ産業」を岡山の新たな地域産業の柱として明確に位置づける出発点とすべきだと考えます。


行政と経済界が一体となり、スポーツ・ウェルネス・ウェルビーイングを推進することで、市民の健康・幸福度の向上に寄与すると同時に、そこで得られた知見や商品・サービスを国内外に展開していく。

そうした循環が生まれれば、住民満足度の向上、産業創出、若者の雇用拡大や所得向上にも繋がるでしょう。


そのためにも、岡山市には スポーツ文化局と産業観光局が連携した「岡山スポーツ産業ビジョン」 の策定をぜひお願いしたいと存じます。


また、経済界の皆様におかれましては、アリーナ建設への寄附に心より感謝申し上げるとともに、これを機にスポーツやウェルネス分野への新規事業展開を、より積極的にご検討いただければ幸いです。

トップスポーツチームは、限られたリソースの中で職員や選手が懸命に活動しています。今後の成長のためには、資金・人材・知的支援を含む「リソース投入の拡充と質的向上」が不可欠です。

ぜひ経済界の皆様には、資金提供にとどまらず、各チームの“価値共創パートナー”として、より戦略的なご参画をお願い申し上げます。

私自身、「岡山からスポーツ産業を創出する」機運をさらに高めるために、民・産・官・学・金・言 の各界が連携する「(仮称)岡山スポーツ未来開拓会議」の開催準備を進めております。


ぜひ皆様と共に、

「スポーツで、もっとワクワクする岡山へ!」

このビジョンを実現してまいりたいと存じます。


私からは以上です。ありがとうございます。

​本日行われた第6回岡山市アリーナ整備検討会議に関してニュースで取り上げられました。

本日行われた第6回岡山市アリーナ整備検討会議に関してニュースで取り上げられました。

私の一部コメントはこちら↓

KSB https://news.ksb.co.jp/article/16152204

関連動画↓

OHK 11月末にも市単独での新アリーナ整備事業化判断へ 岡山市で検討会議 起債は101億円見込み【岡山】(OHK岡山放送)

https://news.yahoo.co.jp/articles/a60bd96dee6b4217962e733ca87a12b9f26414ab


岡山市の新アリーナ計画 大森市長は予算化について見通し「早ければ11月末の予算編成でやれるかどうか」(RSK山陽放送)

https://news.yahoo.co.jp/articles/3c1e76b47a23b87ae9c784395d45a4dfcf000bff


新アリーナへの寄付約27億円 目標の54%、岡山市が現状明かす:山陽新聞デジタル|さんデジ https://www.sanyonews.jp/article/1825768


読売新聞

https://www.yomiuri.co.jp/local/okayama/news/20251112-OYTNT50237/


朝日新聞

https://www.asahi.com/sp/articles/ASTCD4SXSTCDPPZB00WM.html?iref=pc_politics_top__n



本日は岡山市アリーナ整備検討会議でした。

本日は岡山市アリーナ整備検討会議でした。

メンバーとして出席。

これまでの会議詳細はこちら↓

https://www.city.okayama.jp/0000067494.html


2025年11月5日水曜日

【ファジアーノ岡山SROI算出プロジェクトがスタートしました!】

学生主体のファジアーノ岡山のSROI(Social Return on Investment:社会的投資収益率)を算出するプロジェクトがスタートしました!

スタジアム建設がフォーカスされる中で、拠点とするクラブであるファジアーノ岡山が地域にもたらす『社会的価値』を「見える化(可視化)」することでスタジアム建設の気運醸成を目指しつつ、学生自身のスポーツ経営学に関する理解を深める機会になればと思っております。私はあくまでアドバイザー、主体は学生です。
来年3月には評価結果をプレスリリースしたいと思っています。
参加したい学生も随時募集しています。
今月はFC今治やガイナーレ鳥取、ツエーゲン金沢に関する先行研究をプレビューします!
※関連研究は以下になります。
FC今治
https://www.deloitte.com/jp/ja/Industries/telecom-media-entertainment/perspectives/sroi-imabari-2024.html
ガイナーレ鳥取
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsm/advpub/0/advpub_2024-006/_pdf
ツエーゲン金沢
https://www.jstage.jst.go.jp/article/sposun/34/4/34_4_377/_pdf


​「おかやまスポーツ未来開拓会議」第1回会合を無事開催しました!

​ 「おかやまスポーツ未来開拓会議」第1回会合を無事開催しました! 関連ニュースはこちら→ https://news.ntv.co.jp/n/rnc/category/society/rn18dda640dcc44e0ba295b8e4fac7b1ce #スタジアム #アリーナ ...