2026年9月16日水曜日

Google Japan公式Xで岡山理科大学サッカー部の取り組み(後編)を紹介いただきました!

嬉しいニュースです!

岡山理科大学サッカー部で進めている「サッカー×生成AI」の取り組みを、Google Japan公式Xで紹介していただきました!

先日、Google「Gemini - Google の AI」公式noteにおいて、岡山理科大学サッカー部における生成AI活用の取り組みを前編・後編の2回にわたり紹介いただきました。

そして今回、Google Japan公式Xからも、

「チーム運営の悩みや葛藤を、一人で抱え込まないために」

というメッセージとともに、本学サッカー部の取り組みをご紹介いただきました。

Geminiを「答えを出すAI」ではなく「対話の相手」に

岡山理科大学サッカー部で生成AIの活用を始めた際、私が学生たちに伝えたかったのは、AIに何でも答えを出してもらうことではありませんでした。

大切にしているのは、Geminiを自分自身の考えを整理するための「思考のパートナー」として活用することです。

自分のプレーについて振り返る。

監督やコーチから言われたことを、自分なりに理解し直す。

チームの課題について考える。

自分が抱えている悩みや葛藤を言葉にしてみる。

生成AIとの対話を通じて、自分の中にある考えを言語化し、別の視点から見直し、最後は自分自身で考えて判断する。

こうした使い方に、教育における生成AIの大きな可能性があると考えています。

個人の活用から「チームマネジメント」へ

取り組みを始めた当初は、選手一人ひとりが生成AIをどのように活用できるのかというところからスタートしました。

しかし、大学サッカー部は、単にサッカーをするだけの組織ではありません。

主将や学年リーダーをはじめ、主務・副務、試合運営、データ分析、トレーニング、会計、登録、広報、地域貢献など、多くの役割を学生自身が担っています。

そこで現在は、生成AIの活用を競技面だけでなく、こうした学生主体のチームマネジメントにも広げています。

「どうすれば業務をもっと効率化できるか」

「チームの課題をどのように整理すればよいか」

「メンバーにどのような言葉で伝えればよいか」

「これまで個人の経験に頼っていた仕事を、どうすれば次の世代へ引き継げるか」

こうした正解が一つではない問題について、Geminiを対話の相手として考えていく。

今回Google Japan公式Xで紹介された「チーム運営の悩みや葛藤を、一人で抱え込まない」という視点は、まさにこうした取り組みにつながるものだと感じています。

「教員から学生へ」から「学生から学生へ」

この取り組みで、私が特に嬉しく感じている変化があります。

最初は、私が学生たちに生成AIの活用方法を伝えるところから始まりました。

しかし、その後は学生自身がGeminiを使い、さらに学生が他の学生へ活用方法を伝える動きへと発展してきました。

教員が教える

学生が使う

学生自身が考える

学生が学生に教える

チームの中に活用が広がっていく

大学教育として考えたとき、この変化は非常に重要だと思っています。

AIを使える学生を育てるだけではなく、AIを使って自分で考え、仲間と協働し、組織をより良くしていくことのできる学生を育てる。

大学スポーツには、そのための非常に面白い教育環境があります。

大学スポーツを「生成AI時代の人材育成の場」に

大学スポーツには、競技力向上だけではない教育的価値があります。

学生たちは、チームの中でさまざまな役割を担い、仲間と協力し、ときには意見がぶつかり、問題を解決しながら組織を運営していきます。

いわば、大学サッカー部そのものが小さな組織であり、実践的な学びの場です。

そこに生成AIという新しい「相棒」が加わることで、学生の思考、振り返り、コミュニケーション、問題解決、そして組織運営をさらに深められるのではないか。

今回の取り組みを通じて、そんな可能性を感じています。

Google公式メディアから前編・後編、そして公式Xへ

今回の一連の発信では、Google「Gemini - Google の AI」公式noteで、岡山理科大学サッカー部の取り組みを前編・後編にわたって紹介いただきました。

そして今回、さらにGoogle Japan公式Xでも紹介いただきました。

一つの大学サッカー部で始まった生成AI活用の実践を、このような形で広く発信していただけたことを大変嬉しく思います。

Google関係者の皆様、そして実際に新しい取り組みに挑戦している岡山理科大学サッカー部の学生たちに感謝したいと思います。

今後も「スポーツ×生成AI」の可能性を、教育と実践の両面から追究していきたいと思います。


Google Japan公式X

「チーム運営の悩みや葛藤を、一人で抱え込まないために」

https://x.com/googlejapan/status/2100147680525652241

Google Gemini公式note【前編】

「大学サッカー部が実践!Geminiを『専属アシスタント』にして、選手自らが考える力を育てる方法」

https://note.com/google_gemini/n/nb60a9073b138

Google Gemini公式note【後編】

https://note.com/google_gemini/n/nfe6b93b309fa

#岡山理科大学 #GoogleJapan #GoogleGemini #生成AI #大学サッカー #スポーツとAI #スポーツマネジメント #教育DX #AI教育 #学生主体


2026年9月15日火曜日

2026年9月14日月曜日

モトツーリズム研究を体系化する――日本産業科学学会論叢に査読論文を投稿しました

このたび、日本産業科学学会の『日本産業科学学会論叢』に、共同研究者の小倉哲也先生(太成学院大学)とともに、査読論文を投稿しました。

「モトツーリズム研究の体系化―観光・モビリティ・アドベンチャーの統合的視点による文献レビュー―」

林 恒宏(岡山理科大学)・小倉 哲也(太成学院大学) 

これまで私は、スポーツツーリズムやアドベンチャーツーリズムの研究・実践に取り組むなかで、モーターサイクルによる観光、いわゆる「モトツーリズム」の可能性にも注目してきました。

モーターサイクルによる旅は、単に「バイクを使って観光地へ移動する」ものではありません。

道路の形状や景観、風や音、速度、車体の操作、仲間との共同走行など、「移動することそのもの」が観光経験になるという特徴があります。今回の研究では、この点をモトツーリズムを考える重要な視点として位置づけています。 

一方で、世界のモトツーリズム研究を調べてみると、観光学だけでなく、モビリティ研究、アドベンチャーツーリズム、レジャー研究、交通安全、文化研究、地域計画、持続可能性研究など、さまざまな領域に研究成果が分散しています。 

そこで今回の論文では、国際的な研究を体系的にレビューし、モトツーリズム研究を大きく、

* 経験価値・動機

* 目的地・市場・ルート

* コミュニティ・文化・真正性

* アドベンチャー・旅行意味

* 持続可能性・技術・インフラ

* 観光交通・安全

という6つの研究領域から整理しました。 

さらに興味深かったのは、今回の検索条件と採択基準の範囲では、日本を主対象とする正式採択研究が確認されなかったことです。日本には山岳道路、海岸線、農山村、温泉地、道の駅、フェリー、キャンプ場など、モトツーリズムにつながる豊富な地域資源があります。それにもかかわらず、ライダーの行動や消費、ルート選択、地域経済への波及、安全、住民受容などを学術的に検証する余地はまだ大きいと考えられます。 

今回のレビューは、私自身にとっても「これから何を研究すべきか」を整理する機会になりました。

今後は、文献レビューだけでなく、日本のモトツーリズムを実証的に研究していきたいと思っています。ライダーの旅行動機やルート選択、宿泊・飲食などの地域内消費、イベントへの参加、地域住民との交流などを調査し、将来的にはGPS等の移動データと消費データを組み合わせることで、「ライダーがどこを走り、その移動が地域にどのような価値を生み出しているのか」を明らかにしていきたいと考えています。 

モトツーリズムを、一過性の「バイクによる観光振興」としてではなく、観光・モビリティ・地域産業・アドベンチャーを横断する一つの研究領域として体系化していくこと。

今回の論文投稿は、そのための一つのステップです。

まずは査読結果を待つことになりますが、今回整理した研究ギャップを次の実証研究につなげながら、日本におけるモトツーリズム研究を継続的に蓄積していきたいと思います。

2026年9月13日日曜日

Google Gemini公式noteに「スポーツ×生成AI」の取り組みを紹介いただきました!

 Googleが運営する「Gemini - Google の AI」公式noteに、岡山理科大学で取り組んでいる「スポーツ×生成AI」の実践【前編】を紹介いただきました。

今回の記事では、今年2月に岡山理科大学サッカー部の学生を対象に実施した生成AI活用セミナーを中心に、スポーツの現場でGeminiをどのように活用できるのか、そして生成AIが学生の「考える力」にどのような可能性をもたらすのかについて取り上げていただいています。

「答えを出すAI」から「一緒に考えるAI」へ

生成AIというと、質問を入力して答えを得たり、文章を作成したりするツールというイメージが強いかもしれません。

しかし、今回の取り組みで大切にしたのは、Geminiを単なる「答えを教えてくれるツール」として使うのではなく、自分自身の考えを整理し、課題を言語化するための「思考のパートナー」として活用することです。

例えば、

・自分のプレーの課題を整理する
・サッカーの戦術について理解を深める
・練習メニューについて考える
・監督やコーチから受けたアドバイスを振り返る
・今後どのようなトレーニングが必要なのかを考える

といった場面で、Geminiとの対話を活用することができます。

指導者から言われたことをそのまま受け取るのではなく、「なぜそうする必要があるのか」「自分の場合はどうなのか」とAIとの対話を通じて掘り下げていく。

こうした使い方ができれば、生成AIは学生の主体的な学びを支援するツールになり得ると考えています。

学生自身によるAI活用へ

今回の取り組みで特に嬉しかったことの一つが、セミナーを受けた学生たち自身がGeminiを使い始めたことです。

記事でも紹介いただいていますが、学生がGeminiを活用して、他の部員にAIの使い方を伝えるための資料を作成するなど、教員から学生へ一方的に教えるだけではない動きが生まれています。

これは非常に重要な変化だと思っています。

AI活用について教員がすべてを教えるのではなく、学生自身が試し、工夫し、他の学生に伝えていく。

生成AIの活用が学生主体で広がっていくことに、大きな可能性を感じています。

生成AIは「考える力」を奪うのか

教育現場で生成AIについて議論すると、「AIを使うことで学生が考えなくなるのではないか」という懸念が必ず出てきます。

もちろん、AIが出した答えをそのまま使うだけであれば、そのような問題が起こる可能性があります。

一方で、私は使い方次第だと考えています。

自分の考えをAIに投げかける。
AIから返ってきた内容について、さらに問いを重ねる。
異なる視点を提示してもらう。
そして最後は自分自身で判断する。

このプロセスを繰り返すことができれば、生成AIはむしろ「考える力」を鍛えるためのパートナーになり得ます。

スポーツは、その可能性を試す非常に面白いフィールドです。

試合、練習、戦術、コンディショニング、チームマネジメントなど、常に「正解が一つではない問題」と向き合わなければならないからです。

「スポーツ×生成AI」の可能性をさらに広げたい

今回、Google Geminiの公式noteという形で岡山理科大学での実践を取り上げていただけたことを、大変嬉しく思っています。

生成AIの進化は非常に速く、大学教育のあり方もこれから大きく変わっていくでしょう。

だからこそ、AIを「使う・使わない」という議論だけではなく、

「AIとともに、どのように考える力を育てていくのか」

を考えていく必要があります。

今回のサッカー部での取り組みは、その一つの実践です。

今後はスポーツだけでなく、授業、研究、大学組織のマネジメント、さらには地域や企業との連携などにも生成AIの活用を広げながら、大学だからこそできる新しいAI活用のあり方を実践していきたいと思います。

ぜひGoogle Gemini公式noteの記事もご覧ください。


掲載記事

Google「Gemini - Google の AI」公式note

「大学サッカー部が実践!Geminiを『専属アシスタント』にして、選手自らが考える力を育てる方法」【前編】

https://note.com/google_gemini/n/nb60a9073b138

#生成AI #GoogleGemini #岡山理科大学 #スポーツとAI #大学サッカー #教育DX #AI教育 #スポーツマネジメント

2026年8月31日月曜日

渡辺直子県議に、拙著『アドベンチャーツーリズム大全[導入編]』をお渡しすることができました!

 渡辺直子県議に、拙著『アドベンチャーツーリズム大全[導入編]』をお渡しすることができました!

渡辺県議には、岡山県議会の代表質問で「アドベンチャーツーリズムによる滞在型観光の推進」について取り上げていただきました。

この質問を一つの契機として、岡山県内でもアドベンチャーツーリズムに対する関心が高まり、事業者・ガイドの育成や地域での取り組みなど、具体的な動きへとつながってきたと感じています。

研究者として地域でアドベンチャーツーリズムに取り組んできた私にとって、政策の場でその可能性を取り上げていただいたことは、とても大きな後押しとなりました。

改めて感謝申し上げます!

これからも、岡山の豊かな自然・文化・アクティビティを活かし、アドベンチャーツーリズムを地域経済や地域づくりにつなげる取り組みを進めていきたいと思います。

▼岡山県議会での質問・答弁
https://www.pref.okayama.jp/page/953912.html

#アドベンチャーツーリズム
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#岡山県
#観光
#地域創生
#スポーツツーリズム



2026年8月29日土曜日

「日本産業科学学会 第32回全国大会」にて、研究報告を行いました。

本日、長崎県立大学 佐世保校で開催された「日本産業科学学会 第32回全国大会」にて、研究報告を行いました。


■報告題目

「モトツーリズム研究の体系化に関するレビュー研究―観光・モビリティ・アドベンチャーの統合的視点―」


林 恒宏(岡山理科大学)・小倉 哲也(太成学院大学)


本研究では、これまで観光、モビリティ、モーターサイクル、アドベンチャーツーリズムなど、それぞれの領域で議論されてきた研究を整理し、「モトツーリズム」という視点から体系化を試みました。


バイクによる移動は、単に目的地へ向かうための「交通手段」ではなく、移動することそのものが観光体験となり得ます。


「走る」「風景を感じる」「地域に立ち寄る」「人と交流する」といった一連の経験を、観光・モビリティ・アドベンチャーという複数の視点から捉え直すことで、モトツーリズム研究の新たな研究領域としての可能性を提示しました。


今回のレビュー研究を一つの土台として、今後は国内外の事例研究や実証研究へと展開し、モトツーリズム研究の体系化をさらに進めていきたいと思います。


学会で貴重なご意見をいただいた皆さま、また大会運営にご尽力いただいた皆さまに御礼申し上げます。


#日本産業科学学会

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2026年8月28日金曜日

​【第26回 OUSフォーラム2026、プレスリリースされました】

昨日開催された「第26回 OUSフォーラム2026」の様子がプレスリリースされました。


当日は約350名の皆さまにご来場いただき、岡山理科大学のさまざまな研究シーズや、企業・自治体等との連携の可能性に触れていただく機会となりました。


私も「産学官金連携事例紹介」のセッションにおいて、

「価値共創のための産学連携による事業と可能性」

をテーマに登壇させていただきました。


大学の研究や知見は、大学の中だけで完結するものではありません。


企業、自治体、金融機関、地域の皆さまとつながり、それぞれが持つ資源や強みを掛け合わせることで、新たな価値や事業を生み出していくことができます。


今回のフォーラムを、また新たな「共創」のスタート地点にしていきたいと思います。


ご来場いただいた皆さま、関係者の皆さま、ありがとうございました!


▼プレスリリース

「第26回OUSフォーラム2026」に350人来場 理大の研究シーズに触れる


#岡山理科大学

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2026年8月27日木曜日

「OUSフォーラム2026」にて、産学官金連携の事例紹介として登壇させていただきました。

本日、岡山コンベンションセンターで開催された「OUSフォーラム2026」にて、産学官金連携の事例紹介として登壇させていただきました。

テーマは、

「価値共創のための産学連携による事業と可能性
―『協定を結ぶ』から『一緒に価値をつくる』へ―」

これまで大学で取り組んできた企業・自治体・地域団体等との連携事例をもとに、産学連携を単なる「協定締結」で終わらせず、そこから具体的なプロジェクトを生み出し、学生・大学・企業・地域がそれぞれに価値を得られる「価値共創」へと発展させていくことの重要性についてお話ししました。

大学には研究や教育だけでなく、さまざまな「人・知・ネットワーク」があります。一方、企業や地域には、大学だけでは持ち得ない現場の知見や課題があります。

それぞれの強みを持ち寄り、「何ができるか」を一緒に考え、まず動いてみる。

その積み重ねから、新しい教育、新しい研究、そして地域や産業にとっての新しい価値が生まれてくるのだと思います。

今回の登壇を通じて、改めて「大学と社会をつなぎ、具体的なプロジェクトをつくること」の可能性を感じました。

これからも学内外の皆さまとともに、協定という「点」を、プロジェクトという「線」へ、さらに地域や産業を巻き込んだ「面」へと広げていきたいと思います。

ご参加いただいた皆さま、関係者の皆さま、ありがとうございました!

■ OUSフォーラム2026
岡山理科大学「OUSフォーラム2026」

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2026年8月25日火曜日

​岡山市の新アリーナ整備へ ― PFI事業者選定委員会副委員長として

2026年8月25日、「第1回 岡山市アリーナ整備運営事業PFI事業者選定委員会」が開催されました。

このたび、同委員会の副委員長を拝命いたしました。

また、今回の委員会開催について、RSK山陽放送、KSB瀬戸内海放送、OHK岡山放送、RNC西日本放送の在岡民放4局にニュースとして取り上げていただきました。

これだけ多くの報道機関に取り上げていただいたことからも、岡山市の新アリーナ整備に対する地域社会の関心の高さを改めて感じています。

アリーナは「スポーツをする場所」だけではない

私はこれまで、スポーツマネジメント、スポーツツーリズム、地域経済、地域活性化などについて研究するとともに、スポーツと地域を結びつけるさまざまな実践に携わってきました。

その立場から考えると、これからのスタジアム・アリーナには、「スポーツを観る場所」「イベントを開催する場所」という役割を超えた可能性があると考えています。

スポーツ、エンターテインメント、観光、飲食、ビジネス、教育、地域コミュニティなど、さまざまな活動が交わることで、人が集まり、交流が生まれ、新たな価値が創出される。

つまり、アリーナを単体の施設として捉えるのではなく、「まちの価値を高める拠点」として考えていくことが重要です。

社会的価値と経済的価値を最大化する

大規模な公共施設を考える際には、経済効果だけでなく、その施設が地域社会にどのような価値をもたらすのかという視点も欠かせません。

スポーツや文化に触れる機会を増やすこと。

人々が集い、交流する機会をつくること。

地域への誇りや愛着を育むこと。

市外・県外から人を呼び込み、地域での消費や滞在につなげること。

そして、アリーナを起点として、新しいビジネスやイノベーションを生み出していくこと。

こうした社会的価値と経済的価値の双方をいかに最大化するかが、これからのスタジアム・アリーナにとって重要なテーマだと考えています。

研究と実践を地域へ還元する

大学研究者の役割の一つは、研究によって得られた知見を社会に還元することだと考えています。

これまで取り組んできたスポーツマネジメントや地域経済、地域活性化に関する研究・実践の蓄積を、岡山市の将来につながるプロジェクトに活かす機会をいただいたことに、大きな責任を感じています。

新しいアリーナは、「完成すること」がゴールではありません。

完成後、市民の皆様に長く親しまれ、スポーツやエンターテインメントを通じて人々をつなぎ、岡山の新しい魅力や経済活動を生み出し続ける場所になっていくことが重要です。

さまざまな分野の専門家の皆様と議論を重ねながら、長期的な視点でより良いアリーナの実現に向け、副委員長として責任をもって役割を果たしてまいります。

在岡民放4局で報道いただきました

今回の委員会について、以下の4局で報道いただきました。

報道いただいた各社の皆様に感謝申し上げます。

今回の役割を一つの機会として、今後も「スポーツ×地域×経営」を軸に、研究と社会実装をつなぐ活動に取り組んでいきたいと思います。

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2026年8月23日日曜日

高校生、来学!

本日、岡山県立操山高等学校の2年生の生徒さんが研究室を訪ねてくれました。

※同校のPBL「未来航路」の一環。https://www.pref.okayama.jp/site/255/1020552.html

4名は若い世代にもっとファジアーノ岡山に興味関心を持ってもらいたく、SNSを活用したプロモーション企画を考えたのでアドバイスをいただきたいとのことでした。このうち2名は今年3月に開催した本学アントレプレナーシップカレッジに参加してくれた生徒さんです。

私からは「行動し続けること。最初に計画したものと形は変わるかもしれないけれどやり切ること。相手が何に困ってて、何をやりたいと思っている、この2点を踏まえて企画をブラッシュアップしていくこと」などを助言しました。

今後、林ゼミ生も加わって具体的なアクションに繋げていくようサポートしていきます!

諸君、やってみよう!


2026年8月22日土曜日

久しぶりにおかやま旭川遊覧クルーズの中原さんと情報交換に伺いました!

久しぶりにおかやま旭川遊覧クルーズの中原さんと情報交換に伺いました!

タイガーエアーの会長さんが乗船されるなど台湾へのプロモーションが強化されているとのこと。岡山の魅力をもっと世界中の皆さんに知ってもらいたいですね!

※クルーズ詳細→ https://asahigawa-c.jp/


2026年8月21日金曜日

日本はアドベンチャーに溢れている!

吉備路をミニベロでポタリング。

自然✖️文化✖️アクティビティで、ある意味アドベンチャーツーリズム。

日常にも、近くにも、アドベンチャーツーリズムコンテンツは溢れている。それが日本。

https://amzn.asia/d/0cvanqdg

#アドベンチャーツーリズム

#アドベンチャートラベル


TourismForward限定動画Vol.9に出演しました―『アドベンチャーツーリズム大全[導入編]』と地域づくり

アドベンチャーツーリズム・アカデミーのオンラインサロン「TourismForward」限定動画Vol.9が公開されました。

今回、拙著『アドベンチャーツーリズム大全[導入編]』の刊行を機に、お声がけいただき出演させていただきました。

動画では、これまで私が歩んできたスポーツ分野での実務経験から、スポーツツーリズム、そしてアドベンチャーツーリズムの研究へと至った経緯についてお話ししています。

また、現在、岡山・瀬戸内をフィールドとして地域の皆さまと進めている取り組みや、アドベンチャーツーリズムを通じた地域づくりの可能性、そして『アドベンチャーツーリズム大全[導入編]』に込めた考えについても紹介しています。

「漬物」とアドベンチャーツーリズム?

今回の動画紹介には、とても面白い問いを取り上げていただきました。

「漬物とアドベンチャーツーリズムの関係とは?」

アドベンチャーツーリズムというと、トレッキング、サイクリング、カヤックなど、自然の中で行うアクティビティをイメージされる方も多いと思います。

もちろん、アクティビティは重要な要素です。

しかし、私がアドベンチャーツーリズムを研究する中で特に注目しているのは、その先にある「地域そのものを体験する旅」という考え方です。

地域の自然や歴史、文化、食、産業、暮らし、そしてそこに暮らしている人々。

地域の人にとっては日常的で「当たり前」に見えるものでも、地域外、あるいは海外から訪れる旅行者にとっては、その土地でしか出会うことのできない貴重な体験になる可能性があります。

例えば「漬物」。

単に食べるだけなら、一品の料理かもしれません。

しかし、

「なぜ、この地域ではこの漬物が作られているのか」

「どのような野菜を使っているのか」

「誰が、どのような思いで作っているのか」

「その地域の気候や農業、暮らしとどう結びついてきたのか」

という物語まで体験することができれば、それは地域文化に触れる旅になります。

私は、こうした地域の日常の中にこそ、アドベンチャーツーリズムの大きな可能性があると考えています。

地域に「ないもの」をつくるのではなく、「あるもの」の価値を見つける

地域づくりについて議論していると、

「私たちの地域には観光資源がない」

という言葉を耳にすることがあります。

しかし、本当にそうでしょうか。

美しい風景だけが観光資源ではありません。

地域に残る食文化、農業や漁業、伝統産業、昔から続く道、地域の人しか知らない場所、そして何より、そこに暮らしている人たちの物語があります。

重要なのは、新しい観光施設をつくることだけではなく、地域にすでに存在しているものを別の視点から見つめ直し、その価値を旅行者に伝わる体験へと編集することではないかと思います。

アドベンチャーツーリズムは、そのための非常に有効な考え方の一つです。

『アドベンチャーツーリズム大全[導入編]』

こうした問題意識を一冊にまとめたのが、2026年7月に刊行した『アドベンチャーツーリズム大全[導入編]』です。

本書では、アドベンチャーツーリズムの定義や歴史、世界的な動向、日本の政策から、自然・文化・アクティビティ、地域資源、安全管理、ガイド、持続可能性、マーケティング、人材育成まで、幅広いテーマを取り上げています。

学生・研究者だけではなく、自治体、DMO、観光事業者、アウトドア関係者、地域づくりに携わる方々にも活用していただける「入口」となることを目指して執筆しました。

私自身、アドベンチャーツーリズムについては、研究室の中だけで考えるのではなく、地域の皆さまと一緒に実践し、その実践から得た知見を再び研究や教育へ還元していくことを大切にしています。

今回のTourismForwardへの出演も、そのような研究と実践をつなぐ機会になりました。

日本各地にある「アドベンチャーの種」

日本には、世界に誇ることのできる自然や文化、食、歴史、そして地域の暮らしがあります。

それらを単に「見る観光」だけではなく、歩く、走る、漕ぐ、食べる、話す、学ぶといった体験と組み合わせる。

そして、その背景にある地域の物語に触れてもらう。

そうすることで、これまで観光資源とは考えられていなかったものにも、新しい価値が生まれる可能性があります。

今回の動画や『アドベンチャーツーリズム大全[導入編]』が、

「自分たちの地域には、どのようなアドベンチャーの種があるだろう?」

と考えていただくきっかけになれば、研究者・著者として大変嬉しく思います。

ぜひTourismForward限定動画Vol.9をご覧ください。

そして、「漬物とアドベンチャーツーリズムの関係とは?」という問いの答えも、ぜひ動画の中で確認してみてください。

■TourismForward
https://academy.japanat.org/hrd/online-salon

■『アドベンチャーツーリズム大全[導入編]』
https://bookway.jp/modules/zox/index.php?main_page=product_info&products_id=1749

#アドベンチャーツーリズム #アドベンチャートラベル #AdventureTourism #AdventureTravel #観光 #地域づくり #スポーツツーリズム #インバウンド #岡山 #瀬戸内 #岡山理科大学 #林恒宏


Google Japan公式Xで岡山理科大学サッカー部の取り組み(後編)を紹介いただきました!

嬉しいニュースです! 岡山理科大学サッカー部で進めている「サッカー×生成AI」の取り組みを、 Google Japan公式Xで紹介していただきました! 先日、Google「Gemini - Google の AI」公式noteにおいて、岡山理科大学サッカー部における生成AI活...